田舎暮らし

2014.07.15 サービス依存症には島暮らしが効きます。

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。

取材で「移住の失敗事例」を質問されることがあります。実際、理想の暮らしが実現した方ばかりではないですし、まったく合わずに帰られた方もいるでしょう。

その中に、「田舎は不便だ」とか「サービスされるのは当たり前だ」といった方がいます。

私はこれを「サービス依存症」とよんでいますが、この現代病ともいえるサービス依存症が強いと田舎暮らしは難しいでしょう。現代の過剰なサービスが当たり前になっていると、田舎のサービスには不満が残ります(私も移住したころ思いました)

うまくいかないケースとして、地域と馴染めないという話もよく聞きます。

サービス依存症が重症だと、近所からのおすそ分けに感謝が薄かったり、してもらうことに慣れすぎていて、田舎では当たり前の「地域はみんなでつくるもの」ということが理解できなかったりします。

結果、サービス依存症の自覚がない人と、そんな現代病に無縁な人たちとの間で誤解が生じます。

当たり前になってしまっている習慣を変えるのは大変ですが、意識することで少しずつ変えられます。

「意識が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。」という言葉がありますが、島暮らしに置き換えると・・・

意識を変える(過度なサービスが当たり前の暮らしに疑問を持つ)

行動を変える(誰かにしてもらうのが当り前ではなく、人のつながりを大切にし支え合う)

習慣が変わる(不便が「苦痛」ではなく、「工夫」が当たり前になる)

 

現在、若い世代の方々に田舎暮らし志向が増えているのは、そういった現代に疑問を感じるからなのでしょう。

現代病・こころの生活習慣病ともいえる「サービス依存症」を見直すために、島暮らしはいかがでしょうか? 
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2014.07.03 1カ月10万円の田舎暮らし③

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。
定住促進協議会のFPコラムを更新しましたのでリンク先をご覧ください→こちら
ホントは「サービス依存症」というテーマで書こうと思ったのですが、協議会HPの検索ワードを見ると、「10万円 田舎暮らし」というのが「周防大島 移住」などより多いので、田舎暮らしに興味のある方に見てもらいやすいように、こっちのテーマになりました。
ただ、「お金のかからない地域に移住」なんて検索ワードもあり、いろいろ危惧するところです。仕事するのが嫌で田舎に来るなんて、地方に住む側からすると迷惑ですから。
セカンドライフを過ごすならともかく、20~30代で「仕事してないけど、近所のおすそわけとか、もらった食器とかをフリマに出したらなんとかなるし、田舎サイコー!」とかありえません。信じられませんが「仕事する気ないしぃ」とか言う人がいます。
田舎は都会に比べて賃金は安いし、物価はそんなに変わらないしラクじゃないわけです。そんなにラクなら過疎化しませんって。
おすそわけなどに甘えてばっかりで何の地域貢献もしない人は、地元のじいちゃん、ばあちゃんも困ります。それに我々移住者が同じように思われます。
定住促進はどこの田舎でも頑張ってますが、そんな人にはどこも来て欲しくないです。
・・・というようなことをホントは協議会のコラムに書きたかったのですが、私が勝手に思っているだけならいけませんのでやめました。
定住促進は仕事ですが、その前に、島のためにありたいのです。
だから、島のためになる定住促進を頑張ります!

2014.05.14 田舎暮らしで支出の増える科目・減る科目

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。定住促進協議会のFPコラムを更新したので転載します。

お金がかからないと言われる田舎暮らし・島暮らし。都会に比べ使う機会・場所が減るため支出は減ります。しかしすべての科目で減るわけではありません。例えば食材にしても、大型スーパーと近くの地元商店街なら、当然大型スーパーが安いですが、大型スーパーが近くになければ高い商品を買うことになります。そして電車・バスの本数が少ない田舎では車が必須になり、燃料費・維持費がかかります。

生活の基本となる「衣食住」と「仕事」で考えてみましょう。

  • 衣・・・個人の趣向次第で支出増減どちらにも。着飾る機会は減りますが・・・
  • 食・・・家庭菜園など自給自足で支出減。
  • 住・・・都会より家賃が安い物件を借りる、または安い古民家を購入すれば出費減。周防大島のように空き家が見つかりにくい地域では、努力とタイミング。
  • 生活用品・・・近くに安売り店がなければ支出増。
  • 職・・・都会の定職より収入減。半農半Xや起業する場合、アイデア次第で成功する。都会にあって島にないビジネスで成功すれば収入増にも。

食費に関してよく言われるご近所さんからのおすそわけですが、何もしなくてももらえると思わないで下さい。いただいた場合は、地域づくりのお手伝いなどできることでお返ししましょう。

仕事に関しては、まずは今までのスキルが活かせるか考えましょう。全く活かせないと思っても、田舎は都会以上に「ニッチ」があります。自分だけで考えず、地域の人に自分のキャリアなど話してみると仕事をもらえたり思わぬアイデアがもらえることがたくさんあります。
個人的には都会より田舎の方がビジネスチャンスは眠っていると思います。収入は減るかもしれませんが、お金に換えられないやりがい、充実感が得られます。

一番良いのは現地に足を運ぶことですが、周防大島では定期的に開催しているお試し暮らしツアーで空き家や仕事の情報収集、スーパーの物価チェックなども行えます。

お金は大事です。ただしおすそわけに対しての地域貢献のように、お金がすべてと言うわけではありません。支え合いや工夫をすることのほうが田舎暮らしでは重要です。

とここまで。ではまた!

2014.05.08 島時々半島ツアー間もなく定員です!

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。

またまたブログの更新が遅れてます(協議会の田舎暮らしコラムも遅れてます泣)

保険業務の新規契約やら更改で連休前からバタバタしています(縮小する業務なのに)

さらに、定住促進協議会のツアー申込と学生インターン申込が予想外にあって、こちらは嬉しい限りです。

学生インターン。これ、我ながらおもしろい企画です。定住促進をすすめる自治体は全国にたくさんありますが、移住者の家計状況に踏み込めていません(というか聞きづらい?)

移住希望者さんの今後の受け入れにも役立つデータが得られますし、何よりも既に移住している方のサポートに取り組めます。

FPならではの企画だと思います。

「都会より田舎に魅力を感じます!」みたいな人がいれば地域おこし協力隊として、ウチの島に来てもらうこともアリなんですけどね。

商品開発やデザイン企画に比べ、取り組みやすく、かつ成長できて充実できるこの企画。申し込み多数ですが、「ここのブログ見た」で採用します(島のことを情報収集してる方と判断)

 

さて、第5回目となる「島時々半島ツアー」開催まで1カ月を切りました。

島の人があったかくてホントにいいツアーです!今回もたくさんの島の人とつながれます。きっと周防大島が好きになりますよ!

島暮らしに興味のある方は、間もなく定員になりますのでお早めに!

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2014.03.18 続・1カ月10万円の田舎暮らし

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。

先週、定住促進協議会のFPコラムを更新したので、こちらに転載しようと思ったのですが、こちらはキャッシュフロー表などの画像データが小さくなるのでリンクだけしておきます。

1カ月10万円の田舎暮らしについて②

実際には、収入が不安定でもなんとかなるのかもしれません。しかし、安定した老後を考えると収入面は大切です。

ギリギリの収入は、老後の生活を考えると不安が残ります。最低限これぐらいの収入があると田舎暮らしができるのかなという目安にしていただければと思います。

2014.02.19 1カ月10万円で田舎暮らし!?

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。

周防大島町定住促進協議会(←長い)のFPコラムを更新しました。

が、今回はコピペしません。あちらは参考データが中心でしたので、もう少し個人的な意見を書きます。

不定期に「月10万円で田舎暮らし」って特集するのは某雑誌しかありませんが、刺激的な見出しをつけると恐らく売り上げが伸びるんでしょう。

それは構いません。夢を売って下さい。

ただ、それを鵜呑みにして田舎に移住したものの、家計のやりくりができず帰ってしまう人が全国にいます。

当然自己責任です。考えが甘かったのでしょう。事前に試算するべきです。

しかし移住した人だって真剣に考えて移住した結果なわけです。受け入れた側だって新しく来た人を暖かく迎え入れようと思ってたのに帰られたら淋しいです(私は経験ないですが)。そして記事を否定したくなる私。

子育てを終えた50代以上の方以外、子育て真っ最中の世代が1カ月10万円の田舎暮らしはまず無理です。でもお金にがめつく暮らしましょうと言いたいのではないです(日本人の美徳としてお金お金って言いたくないですよね)。

楽しく暮らすためにしっかりライフプランを立てましょうと言いたいだけです。お金はそのための道具・手段にすぎません。

2014.01.30 離島の家計について

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。

お試し暮らしツアーが終わってから体調を崩しておりました。みなさんはいかがでしょうか?体が資本、健康が一番ですから十分お気をつけください。

では、毎度ながら定住促進協議会のコラムを更新したのでこちらにも。。。

インターネットの普及により、私たちの暮らしは大変便利になりました。近年、田舎暮らしが容易になった理由の一つに、ネット環境さえ整備されていればどこで暮らしても欲しい物が手に入るようになったことが挙げられます。

周防大島には全長約1kmの橋がかかっていますが、全国には橋のかかっていない離島の方が多く、前述のようなネットショッピングの際にも離島の場合は送料が上乗せされます。「島暮らしはお金がかかる」とも言われますが、島暮らしを希望される方も多くいらっしゃいますので、離島での家計について触れてみます。

平成22年国土交通省「離島の生活構造改善に関する調査」によると、全国の離島の年間世帯収入額の平均は約513万円で、これは本土の平均の約8割になります。しかし、全国の離島の1月あたりの平均支出は約22.8万円で、こちらは本土の平均支出の約9割と、収入に対して支出費が高いのが現状です。

これは、海上輸送費などのコストにより、生活物資の価格が、本土の全国平均の1.1~1.3倍するためです。例えばガソリン代は全国平均より15%ほど高いうえ、暮らしに欠かせないため、購入量は本土の2倍になります。また医療施設や商業施設が不十分なことが多いため、島外交通費もかかります。また、光熱水費も本土より高くなります。

しかし、食費などは自給自足をすることで抑えることができますし、理美容院などのサービス系は安い傾向があります(田舎全般に言えることですが)。

架橋された島と離島、どちらがいいという訳ではありませんし、環境は移住先を決める大事な要素のひとつですが、どこで暮らすにしてもしっかりとしたライフプランを立てることが大切です。

ちなみに周防大島は離島の送料がかかりませんよ~。

ではまた!

2014.01.09 週末はお試し暮らしツアーの生放送です

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。

いよいよ周防大島町定住促進協議会が主催する、第4回「島時々半島ツアー(お試し暮らしツアー)」の開催が近づいてまいりました。

今回もマネーセミナーを担当します。というか今回も企画からガイドまで全部してます(笑)

今回はタイトルにもあるように、Uストリームで生放送をします!

お試し暮らしツアーの生中継は全国初の試みです!

この構想は前回の開催前からあったのですが、島内の電波状況や、配信方法をテストするのに時間がなく、ようやく今回の実施となりました。

ツアーに参加してみたいけど周防大島が遠い方、スケジュールが合わなかった方などにご覧いただければと思います。

視聴方法は、Uストリーム内で「島時々半島ツアー」を検索していただければ番組が出てきます。一応リンクさせてますからクリックして下さいね。

放送時間は、11日は13時ごろから18時ごろまで。12日は8時半ごろから15時ごろまでです。

移動しながらの配信となりますので、途切れることがあると思いますが、時間のある方は辛抱強くご覧ください(^^;

それから、山口ローカルですが、移住者さんの実態取材でNHKさんが同行される予定です。

移住者の苦悩などを聞き出したいとのことなので、どんどん取材してもらおうと思います。そのうえで、私が思うことやツアーの趣旨を伝えようと思います。他にも県内市町の移住者の現状を取材されているようです。放送日は未定のようです。

協議会の取り組みや運営方針をNHKさんに取り上げてもらいたいと思っていましたので、新年早々ありがたいことですが、あくまでも主役はツアー参加者さんであって、今回のメインは全国初のネット配信です。しっかり地に足をつけて責務を果たします。

ではまた!

2013.12.20 田舎暮らしとセカンドライフ

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。

定住促進協議会HPのFPコラムを更新しました。で、早速転載します(笑)。

定住促進協議会のホームページでも紹介していますが、瀬戸内の住みやすさのひとつに、「比較的温暖な気候」が挙げられます。移住を希望される方も「穏やかな気候のところで野菜を作ったり、釣りでも楽しみながらのんびり過ごしたい。」とお考えの方を多く見受けます。

都会とは比較にならないほどの自然の中に身を置くことは健康的ですし、自分で育てた野菜を食することで大地への感謝を感じることでしょう。

ただし、移住されても全員が満足されるとは限りません。

都会生活に慣れ過ぎて、何もない暮らしに退屈するかもしれません。

スローライフを求めていたのに、地域活動やご近所づきあいで疲弊するかもしれません。

そして、野菜作りや釣りなどが目的で移住され、満足されている方も、元気なうちは楽しめますが、体が不自由になればそれが難しくなります。

都会でずっと暮らしていく方も含め、大半の方は今の健康状態のまま急に亡くなるわけではありません。平均して9~13年、誰かの手を借りないと生きていけない時期があります。この時期を迎えるまでを「健康寿命」といいますが、ライフプランを考える際には、「平均寿命」だけで考えるのではなく、「健康寿命」との差をどう過ごすかを考慮しないといけません。

当然、田舎暮らしを検討する際にも健康寿命の後の期間のことを考慮して下さい。

交通網の発達していない田舎では、車は必需品です。その車が運転できなくなると買い物はおろか通院も不便になります。それから子どもと離れて暮らすということは、要介護状態になった場合、子どもに頼ることが難しいため施設に入る可能性が高くなります。その前提であればある程度の預貯金も必要ですし、施設の状況も把握しておかなければなりません。

現役世代・子育て世代だけでなく、セカンドライフを過ごす方もしっかりしたライフプランニングが必要です。資金計画だけでなく、ご家族でじっくり話し合い、移住希望地を訪れるなどして考察しましょう。

上記内容が果たして定住促進なのか?理想を並べて呼び込むのではなく、現実を伝えることが必要だと思ってます。ホント、雑誌の受け売りでイメージを膨らませるのは危険ですから。

ではまた!

2013.11.21 田舎の住宅取得にかかる費用(ご参考に)

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのいずたにです。

本日めでたく40歳になりました。子どもが生まれてから特にそうですが、誕生日は「オカンに感謝する日」です。オカン、産んでくれてありがとう。

さて、定住促進協議会のコラムをアップしたので、毎度ながら転載します(笑)

移住を決める際、はじめに考えないといけないのが「住まい」です。民宿やカフェを始めたい方と、終の棲み家を求める方では希望する物件が違うでしょうし、子育て世代とセカンドライフ世代では予算も違います。

そこで、全国の自治体が実施する、空き家バンク制度を含む借家にした場合と、安い物件を購入した場合を、ざっくりと比較してみました。

  空き家バンクなどの借家

)家賃2万円・40歳から70歳まで(30)

2万×12カ月×30年=720

家賃3万円だと1080万、4万だと1440万円、5万だと1800万円。

○メリット

・古民家ならではの田舎感を満喫できる。

・契約年数が短くなるほど家賃の総支払額は低くなる(高齢ほど低コスト)

○デメリット

・月々のコストは抑えられるが、年金生活になってからも家賃を払い続けないといけない。

・借家のため、家主の都合で住めなくなる場合があるので借り換えも考慮しないといけない。事前に家主と、入居期間や改修の可否を話し合っておく。

2万円以下の借家で改修せず住める物件がなかなか見つからない。

  中古物件を一括購入

退職金などで購入。1000万円以下でハウスメーカーの物件が売り出されることも。

○メリット

・不動産業者から購入した場合は、水周り、雨漏りなどのリスクがほぼない(現状のまま住める)

・資産として所有できる。

○デメリット

・将来リフォームの必要性あり。

・ロケーションを優先して、土地購入・新築する場合、相続も含めたセカンドライフの資金計画をしっかり立てておく。(田舎ではリバースモーゲージは難しい。)

  中古物件をローンで購入

)1000万円の物件・固定金利2%・20年返済の場合

  月々返済額は約5.1万円。総返済額は1215万円。

  30年返済の場合は約3.7万円。総返済額は1331万円。

○メリット

・資産として所有できる。

・例の場合、家賃3.7万円以上の借家よりも低コスト。

○デメリット

・移住後、定職についていないため、属性が高くなければローン審査が厳しいと思われる。

・将来リフォームの必要性あり。

  安い物件を購入してリノベーション(新築時とは違う形に「改修」)

)500万円の物件を購入し、500万円でリノベーション

フラット35などローン返済も可能(返済額は③を参照)

○メリット

・初期段階で改修するため③より維持管理コストを抑えられる。

・古民家の雰囲気と現在の機能性を融合させられる。「いいとこ取り」。

・経済的かつ理想的な暮らしを実現しやすい。

○デメリット

・資金があればよいが、③同様ローンの場合、審査は厳しいと思われる。

~まとめ~

2万円以下で借りられるなら借家が低コスト。

○退職金などの余裕があるならば購入したほうが快適な住環境を確保しやすい。

○立地条件など理想の物件は見つかりにくいので、優先事項(ビュー、畑など)を決めましょう。

あくまでも「ざっくり」と計算していますので、参考にして下さい。住まいを決める場合は不動産業者やFPなど専門家の意見も取り入れると良いでしょう。

また、セカンドライフの方は「今」だけを考えるのではなく、介護が必要になった場合などの将来をどう過ごすかも考慮しましょう。相続発生時、お子さんが対応に困らないようにエンディングノートなどで準備しておくのも大事なことです。

みなさま、40歳の大台に突入したいずたにをこれからも宜しくお願いします。

ではまた!

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